2026年半ばのニュージーランドでは、ディーゼルが1Lあたり約NZ$1.80〜2.10、ガソリンが約NZ$2.60〜2.90です。これだけ見るとディーゼルがかなり安く感じますが、忘れてはいけないのがRoad User Charges(RUC/道路利用税)。ディーゼル車にかかる走行距離ベースの税金で、多くのモーターホームレンタルでは料金に含まれています。旅行者にとって大事なのは、営業所が提示する「燃料まわりを含めた実質コスト」。大手フリートの多くは日額料金にRUC込みなので、給油時はディーゼルの店頭価格だけを払えばよく、計算もシンプルです。
ディーゼル — NZモーターホームの標準
ニュージーランドのレンタルモーターホームは、4人乗り・6人乗りならすべてディーゼルです。多くはFiat DucatoまたはMercedes Sprinterのシャーシです。2人乗りモーターホームもほぼディーゼル。坂道で重い車体を動かすトルクに向いていて、同じ荷重のガソリン車と比べると燃費は25〜35%ほど良くなります。実燃費の目安は、2人乗りで10〜13 L/100km、4人乗りで12〜15 L/100km、6人乗りで14〜17 L/100kmです。
ガソリン — 小型キャンピングカーが中心
ガソリンのモーターホームは、主にToyota Hiaceなどのバンをベースにした小型キャンピングカーで、予算重視のクラスに多く見られます。大人2名で5〜10日の旅なら十分ですが、長距離ルートでは燃料代が積み上がります。たとえばガソリン2人乗りが12 L/100km、ガソリンNZ$2.75なら100kmあたりNZ$33。一方、ディーゼル2人乗りが11 L/100km、ディーゼルNZ$1.95なら100kmあたりNZ$21.50です。2,400km走ると差額はNZ$275になります。
契約前にRUC込みか必ず確認
RUCが日額料金に含まれている場合(最も一般的です)、給油所ではディーゼルの店頭価格、1Lあたり約NZ$1.95〜2.05だけを支払います。RUCが別の場合は、給油価格に加えて、返却時に走行距離メーターをもとにRUC相当額を支払います。目安は1L換算で約NZ$0.85〜1.00の上乗せです。見積もりには明記されているはずなので、書かれていなければ必ず確認しましょう。